Bas Gros Poing 原田氏インタビュー 要約

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INTERVIEW AVEC KATSUHIRO HARADA
昨年ヘッドラインで紹介したフランスBGP 原田氏インタビュー内容

鉄拳20周年ついて
20周年だが、まだ20年経った感じがしない
本当は早く実現したいものが多々あるが、我々の作業スピードが追いついていない。まだまだモチベーションは高い

リリース、アップデート期間について
ナムコはSCや鉄拳を3年毎に出すように感じているが、他の格闘ゲームのように、1年毎に戦略というのはどう思うか→
みんながうまくなる頃が1年ぐらい、そこでアップデートを出すとユーザーが大変。昔のアーケードゲームは1回出せば3年ぐらいそのまま
あえてアップデートしない期間を用いていたが、今後はコミュニティの意見を聞きながら、もう少し狭めるのか、空けるのか検討したい

バランスについて
今でも遊ばれているゲームを参考にあげて、バランスを取ってないものほどユーザーが好むのではないか?→
奇跡的に取れてるものが多く、狙ったとおりに取れてるものは少ない
プレイヤーは大会に出る人ばかりではなく、兄弟や身近な友達とプレイする人も多いため、どこを基準とするかが問題

バランスのとれたゲームはすぐに用意できるが面白くない(同キャラ、既出の話)
ユーザーはバランスを取ってくださいというが、本当に望んでいるのはバランス+面白い
バランスを取りながら、且つ面白いゲームにするのはとても大変

開発はフレームは当たり判定は全てわかっているので、最初にきっちりバランスをとる。その段階で遊ぶと、物足りないので波を作る。ピザの上にところどころにスパイスを降るようにあえて崩す。各キャラにアクセントとして

キャラ数について(既出の話)
鉄拳6の数で限界だと思っていたが、タッグ2はお祭りだったので要望があったリバイバルキャラを大量に出した。初めてキャラが多すぎると苦情が来た。

鉄拳は90年代の影響がまだ多い?
世代によって求めるものが違うのはわかっている。
旧来の鉄拳ファン。真面目な部分とコミカルな部分。侍と忍者、空手家と熊など。
若い世代。真面目、かっこいい系のニーズ。ハリウッドやヒーロー
世代毎から要望を聞く。

鉄拳のブランド力 ↑から続いて
要望を聞いて鉄拳のイメージを替えるとしたら、その魂が消えてしまうのでは?→
生き残っているものは進化し続ける。格闘ゲームという根っこの部分が変わらなければ大丈夫

鉄拳レボリューション
実験要素が強い。いろんなデータがとれた。初めてやった人、5年ぶりに復活した人、久々に戻ってきた人など。
格闘ゲームは覚えてからと言うより、覚えている最中が大事。
覚えるプロセスをサポートできる仕組みを作っていきたい。
奥深さは合ってもいいが、そこに辿り着くまでに挫折せず、楽しく到達できるようにしたい。

チュートリアル、ファイトラボ ↑続き
まだまだ足りないのはわかっている。入り口として
例として教科書自体は楽しくないが、ページをめくるのは少し楽しく

対戦ゲームを運転免許の取り方になぞらえての質問
車の運転と同じように、優しい車ではなく、操作を教えてくれる教官が必要ではないか。→
確かにひとりごと教官がつけばベストだが
ただそれはゲームの外の話なので、本来はゲームの中で学べられればいい。HMDをつけてゲーム内(バーチャルワールド)で優しいお姉さんがつきっきりで教えてくれるなど

バーチャル教習は実際のトーナメントなどには及ばないのはわかっている

自動車の教習所では教官と分担(ハンドル、ペダルなど)して覚えたりする。→
対戦ゲームは分けてやるのは難しい。指先だけでやっているので、レバーとボタンの分担などは難
映像などの知識と比べて、最初にフィジカル(肉体的、行動)から入るのはちょっと違う

コンボ自体をチュートリアルで習っても、実践でいつ使うか(使うタイミング)は教えてもらえないのでは→
結局対戦していくしかないが、人の対戦動画を見たり、
原田氏の場合、失敗した時は罰(感電ビリビリ)があったほうが覚える。デュアルエレクトリックショックw
ライフゲージはあくまでもバーチャルなので、自分の体力が減るわけではない
実際の格闘をやっている人たちは自分に非常にシビアだったり、罰がなくてもいけるだろうが、そういう人以外は罰を与えるより、うまくいった時にご褒美があったほうが覚えやすいかも

笑い話として、チュートリアルでミスと他のゲームセーブデータが消えるお仕置きなど

フランスキャラの要望
 アベル(SF)など他ゲームに登場するフランスキャラを参考にして。エレガントじゃないキャラが多い
1960年代の役者のようなキャラがほしい ベルモンド→

原田氏逆質問 フランスのかっこいい男性というと、すぐジャンレノを思いつくが、誰がいいのか、どういう特徴があるのか→
フランス役者のリストなどでインスピレーションを

フランスはサバット(カタリーナのタイプ)というより柔道の国になっている
すでに日本より柔道人口が多い。80年代ぐらいから教育として

Special thanks
Bas Gros Poing Thomas, Flying_Wonkey,